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【90点】密室シェルターでの疑心暗鬼「10クローバーフィールド・レーン」評価と感想

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この記事はたぶん 6 分で読めます。
ぱっかん
執筆者:ヘタレブロガーのぱっかん(@pakkan316

シェルターでの不協和音織りなす共同生活が楽しめる作品「10クローバーフィールド・レーン」を鑑賞しました。
いつも通りネタバレ無し情報を書いた後にネタバレしていきます。

まだ未鑑賞で、「とりあえず面白いかどうかだけ知りたい」という方は、「※ここからネタバレを含みます。」という文章の直前までを目安にご覧ください。

※関連記事は最後にまとめて紹介します

※当記事は
「10クローバーフィールド・レーン 映画」
「10クローバーフィールド・レーン 評価」
「10クローバーフィールド・レーン 感想」
などのワードで検索される方におすすめです。

予告編(トレイラー)

作品情報

公開年2016年
原題10 Cloverfield Lane
上映時間104分
製作国アメリカ
監督ダン・トラクテンバーグ
脚本デミアン・チャゼル、マット・ストゥーケン、ジョシュ・キャンベル
ジャンル 2010年代,SF,サスペンス
主要キャスト メアリー・エリザベス・ウィンステッド(ミシェル)
ジョン・グッドマン(ハワード)
ジョン・ギャラガー・Jr.(エメット)
配信サイト・媒体 市販DVD
Amazonプライムビデオ…他
※記事公開時の情報です

あらすじ・みどころ

恋人と別れた女性ミシェルは車を運転中に事故に遭い、気を失う。気が付くと見知らぬシェルターの中で目を覚まし、そこには「君を救うためにここへ連れてきた」と話す見知らぬ男がいた。

引用:10 クローバーフィールド・レーン : 作品情報 – 映画.com

良い点

・たった3人という少人数での人間模様が観ていて凄く面白い

・登場人物が全員魅力的

・外界の状況を徐々に理解させる展開に興奮できた

・後半はまたアプローチが変わって面白い

【ネタバレ無し】感想

「10クローバーフィールド・レーン」評価と感想」:ハワードとミシェル
ハワードとミシェル

「隔離施設での共同生活」系の作品が好きな僕にはヨダレもんの面白さでした。

本作は「クローバーフィールド(2008)」の続編という立ち位置ですが、連動している箇所はほぼ無く、前作未見でも思う存分楽しめます。
というかクローバーフィールドのことを「前作」と呼んでいいのかすら疑問。
それくらい関係は薄い。

そして本作は、「ポストアポカリプス」及び「シェルターもの」の中でも屈指の面白さ
シェルターもの特有の人間の醜い部分の描写が無く、言ってしまえばファミリーでも見やすい出来栄え

さすがヒットメーカーの「J.J.エイブラムス」が参加しているだけはあります。

良い点:たった3人という少人数での人間模様が観ていて凄く面白い

「10クローバーフィールド・レーン」評価と感想」:3人で仲良く食事をするシーン
3人で仲良く食事をするシーン

登場人物は「ミシェル」「ハワード」「エメット」の3人だけ
そして3人ともそれぞれが賢く、突っ込み所のあるアホ行動を取りません。

「登場人物がみんなアホ過ぎて見ていて腹立つ」というタイプの映画ではないので、観ていて大変心地良い。

中でも主人公の「ミシェル」は機転の利く性格のようで、彼女のアイディアを見せられるだけで面白く、そして良い感じにヒヤヒヤさせてくれます。

余談:「予告編」に隠された驚愕の謎!

まとめると・・・

・本国アメリカで「デッドプール」が公開された際に「10クローバーフィールドレーン」の予告編が公開された

・5つの映画館で同じ予告編が公開されたが、それぞれ最後に「サブリミナル効果」が仕組まれていた。

・それらのサブリミナル画像には一見関連性は無いが、どれも「数字」が入っていた。

・それらの数字を組み合わせると「30.675689, -90.125742.」となり、これは座標を表している。

・謎を解いた一人のアメリカ人がこの場所へ行くと、そこには「ハワードからの手紙」と「USBメモリ」が埋められていた。

・USBメモリの中にはハワードの声が収録されていた・・・。

これめっちゃ面白くないですか・・・。
ちなみにこちらの記事で詳しく紹介されています。

 

『10 クローバーフィールド・レーン』予告編に隠された驚愕の謎を追う!

【ネタバレ有り】感想

※ここからネタバレを含みます。
 
 
 
 

良い点:外界の状況を徐々に理解させる展開に興奮できた

「10クローバーフィールド・レーン」評価と感想」:始めて外の世界の人と遭遇するミシェル
始めて外の世界の人と遭遇するミシェル

ミシェルは唐突に事故に遭い、気付いたらシェルターに閉じ込められています。
だから他の人に「外の世界は崩壊してる」と言われても信じられません。

そして我々はそのミシェル目線で物語を追う為、「本当に外の世界は崩壊してるのか?」を疑問に思いながら鑑賞することになります。
鑑賞者は常にミシェル目線であり、そのミシェルと共に状況を理解していきます。

その過程が素晴らしく面白かった。

また、メタ的な話をすれば本作が「クローバーフィールドの続編」に当たる為、「怪獣が暴れ回る世界になってる」という情報を我々は知っています
ここが唯一、ミシェルは知らず我々が知っている情報ですね。

しかしそれを知ったうえで「でもさすがにシェルターにガン籠りする程崩壊はしてないんじゃないか?」という疑念もあるわけです。

メタ情報を知ったうえでも外界のことは断定できません。

その辺りのバランスが非常に良かった。

良い点:登場人物が全員魅力的

美人で賢いミシェル。
アホっぽいが最後にミシェルをかばったエメット。
そしてシェルターのボス「ハワード」。

ハワードの奇怪さが素晴らしい。

 

序盤はとにかく「ハワードが善人か悪人か分からない」という見え方で、中盤から一気にサイコ感が増します

個人的に好きな描写は最初の食事。

ハワードとエメットが軽く話した時、ハワードはイライラした様子で手をぐーぱーします。
それをわざわざ接写で映すセンス。

「10クローバーフィールド・レーン」評価と感想」:ストレスのせいか手をグーパーするハワード
ストレスのせいか手をグーパーするハワード

そして「それを見てる」というミシェルの様子もちゃんと映す親切さ。

「10クローバーフィールド・レーン」評価と感想」:ハワードの手を見るミシェル
ハワードの手を見るミシェル

ここでミシェルが「ハワードの様子に気付く」というシーンが挟まれないと、後でミシェルがカギを奪う策への繋がりが薄くなるので、これは絶対に必要なシーンです。

本作はA級作品なので「不親切な描写」は限りなくゼロに近いですが、心理描写が濃い作品なので、「目くばせ」等を抜かりなく描写しているところに凄く好感が持てます。

良い点:後半の怒涛のアプローチ

「10クローバーフィールド・レーン」評価と感想」:脱出に成功すると、そこには静かな農場が。
脱出に成功すると、そこには静かな農場が。

ハワードがエメットを殺したせいで、ミシェルとハワードと二人きりになりました。
元々脱出を計画していたミシェルは、「密かに作成していた防護服がバレた」のを機に思い切って脱出します。

この「最後のハワードとの攻防」も迫力があってめちゃくちゃ面白い
特に「換気口」を通る時にハワードが外側からナイフを刺してくるところはホラー感満載。

また「換気システムの再起動」の際にこの換気口を一度通らせておいたのが上手い伏線になってました。

 

そして見事脱出に成功したミシェル。

ビジュアル的な解放感もさることながら、「今のところ敵はいない」という事実もまた興味をそそります。

車に乗り込もうとしたミシェルは、角に引っ掛けてお手製防護服に穴が開きます。
急いで修復しますが、意外となんとも無かった事に違和感を感じたミシェルは「もしかして・・・」と思い恐る恐る防護服のマスクを外します。

普通に呼吸できる・・・

「なんだ。有害ガスなんて無いのか」

ミシェルも我々もそう思ったはずです。

元から無かったのか、それとも「あの日」から時間が経ったおかげで浄化されたのか分かりませんが、とにかく外の空気はクリーンなものでした。

しかし、当然ながら「前作」と繋げないといけません。
少なくともほぼ同じ時間軸でNYでは怪獣がうろついているはず。

 

案の定ミシェルの前にエイリアンが現れました。

そしてここからは完全に別映画
ミシェル vs エイリアンとの死闘を楽しめます。

最初は小さめのエイリアンから逃げまどうミシェルでしたが、いよいよ「母船」級のUFOと遭遇。
そしてそのUFOは何やらガスをまき散らしています。

なるほどこういうことかとミシェルは慌ててお手製ガスマスクを装着。
「有害ガス」の存在はあれど、「常に充満してるわけでは無い」という事だったようですね。

ミシェルはUFOに捕まった後も、即席クラフト火炎瓶で奴らを倒す最強ぶり
やっぱホラー映画のラストはこうでないと気持ち良くありません。

というわけで、かなり満足度の高いラストだったと思います。

評価・まとめ

90点

おすすめです。
めちゃくちゃ面白いです。

そしてネットフリックスでは、「クローバーフィールド・パラドックス」という関連作品も配信されています。

こちらも面白かったので、ネトフリ会員の方は是非見てみてください。

レビュー
レビューした日
レビュー作品
10クローバーフィールド・レーン
総合評価
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Trash Area(筆者のバンド)のオリジナル曲

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この記事をこねた人

名前:ぱっかん
日常のクッソどうでもいいことが、鬼のように幸せに感じられる性格をしています。

なので思い切って「人生は映画だ」というテーマでブログを始めました(厳密には途中でそういうテーマに切り替えました)。
些細な毎日がどれだけ素晴らしいかを、いわゆる「引き寄せ系アラフォーブロガー」等とは違う路線で伝えられたらと思ってます。

「内省」という資質に優れており、それを活かした映画系の記事が得意。
→「当ブログ」と「ぱっかん」について

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