こんにちは。ぱっかんです。
毎週欠かさず「僕らは奇跡でできている」を観てます。
神ドラマです・・・。
今までは各エピソードごとに感想記事を書いてたんですが、最近になり「ドラマ感想系記事は自分には合わない」と感じ始めたので先週から中断していました。
ただ、エピソード7「カメは昔、ウサギだった?」が凄く心に染みたので、久しぶりに感想と浅い考察を書いてみます。
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※関連記事は最後にまとめて紹介します「僕らは奇跡でできている 7話」
「僕らは奇跡でできている 感想」
「一輝 虹一」
などのワードで検索される方におすすめです。
目次
第七話 あらすじ
ある日、仮病で学校を休んだ虹一(川口和空)が、家を抜け出して一輝(高橋一生)の大学を訪ねてきた。母親にずる休みしたことがバレ、大切なスケッチブックを取り上げられたのだ。一輝は、「家にいたくない」と言う虹一を自宅へ連れて帰り、自分の部屋に招き入れる。虹一の居場所を母・涼子(松本若菜)に伝えるため、育実(榮倉奈々)のクリニックへ向かった一輝。そこで、虹一の家出に慌てふためく涼子と遭遇する。
「相川一輝」vs「虹一ママ」。ついに対峙する二人


「vs」という表記を使って二人の構図を表してる時点で自分の認識の浅さが伺えますが、深い確執があった「一輝(高橋一生)」と「虹一君のお母さん」が遂に向かい合ってお互いの意見をぶつける展開がありました。
まず虹一君のお母さんについてですが、序盤の頃に僕が思っていたより結構物分かりが良いようです。
なんとな~くですが、虹一ママは自分の思い通りに行かなければすぐにヒステリーを起こすようなキャラだと思ってましたが、そこまで吹っ切れたヤバキャラではなく、一見非常識と思える相手にも真摯に向かい合う素晴らしい人格者です。
そんな虹一ママは、「勉強がダメ」「解釈の仕方が周りと違う」「無駄に動物のことばかり考えてる」という一輝そのものみたいな虹一を、常識のある一般人に矯正しようと奮闘します。
その姿には「水本育美(榮倉奈々)」から見ても(少し前の)自分と重なる部分があるようで、最近になり少しずつ一輝に感化されてきた育美は、そんな虹一ママに対しても疑問を感じているようでした。
「虹一君のプチ家出」を機に、少しわだかまりのあった一輝と虹一ママが本格的にぶつかり合うのですが、一輝が地味に知的な側面を発揮します。
「どうしてダメなんですか?」
「僕の部屋には家族と虹一君しか入れません」
「虹一君の凄いところ100個言えます」
いやもちろん本人は頭脳派ぶって言ってるわけでも無いだろうし、今読み返しても上記のセリフは知的でも何でも無いですが、虹一ママにとって絶妙に染みやすい(もしくは痛い)ポイントでこれらのセリフを放り込んでくる一輝は半ば策士です。
鑑賞しながら僕もすごくグッと来ました。
「一輝」と「虹一」を受け入れた虹一ママ
勉強を始めるとすぐに頭が痛くなる虹一に対し「それは勉強が嫌いなだけ」と言っていたママでしたが、実際に病院へ連れてってみると、虹一君は「視覚過敏(病名は出てこなかったが)」だと判明しました。
だから虹一君は本当に頭痛に苦しんでいたんですね。
お母さんはそれをわざわざ一輝たちに知らせていました。
少し虹一ママにフォーカスしますが、「知らず知らずのうちに人に無理をさせていた」という事実の発覚は、メンタル的に相当きついです。
それはもちろん我が子だけじゃなく、部下、後輩、恋人・・・
どんな関係性であれ、後から「こんなに彼を苦しめていたんだ」と気付くのは中々シンドイ。
本作は第七話でも相変わらず「一輝に感化される育美や虹一ママ」にフォーカスしていたので気付きづらかったですが、この時の虹一ママの気持ちを考えると、そりゃもう相当きついだろうなと思います。
そんな失態の直後に虹一君から「ママの凄いところ100個言えるよ!」と言われるのだから、虹一ママは相当感動したことでしょう。
これはまさしく、前エピソードくらいから登場してるワード「一輝の影響(一輝の光)」が第三者にダイレクトに及んだ瞬間でした。
「虹一ママ」と「一輝」はもう打ち解けたのだろうか
虹一ママは、まだハッキリと一輝を受け入れるような描写が無かったので曖昧になってますが、今回でもう打ち解けられたはず。
今までは虹一君と一輝が密会する度に「母親にバレたら・・・」とこちらがヒヤヒヤしていましたが、もうその心配はしなくていいんでしょうか。
決着ということでいいんでしょうか。
そこだけハッキリさせておいてください。
【僕らは奇跡で出来ている 7話】ついに一輝が「虹一ママ」を諭す:まとめ

本当は育美さんのこととか山田さんの事とかいろいろ書きたかったんですが、体力が限界なのでここでまとめに入ります。
世の中には「虹一ママ」のような人が本当にたくさんいますが、たいていの場合はどんなに諭したとしても「でもやっぱりこうあるべき!」と感情論でねじ伏せられる場合がほとんどです。
きっと一輝が現実に居ても、ここまでうまくは行かないでしょう。
そういえば、「虹一ママ」って役名なんなんでしょうか。
育美も一輝も「虹一君のお母さん」としか呼んでないので僕もそう呼んでますが、もしかして僕は失礼な奴でしょうか。
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