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【70点】地球侵略の悪夢が現実化「エクスティンクション 地球奪還」評価と感想【Netflix】

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ぱっかん
執筆者:ヘタレブロガーのぱっかん(@pakkan316

2018年7月28日に配信された話題作「exctinction(エクスティンクション) 地球奪還」を鑑賞しました。
当ブログの映画記事は、まずネタバレ無し情報を書いた後にネタバレしていきます。

また、間もなくネットフリックスはレビュー機能が無くなりますので、「ハズレかどうか?」だけ先に伝えておきます。
少なくとも本作は「アタリ」です。

だから、とりあえず気になる方は一度見てみてもいいかもしれません。

結構衝撃的なラストがあるので、ネタバレは絶対に鑑賞後にご覧ください。

※関連記事は記事の最後でまとめて紹介します

※当記事は
「エクスティンクション 評価」
「エクスティンクション 感想」
「エクスティンクション ネットフリックス」
「exctinction netflix」
などのワードで検索される方におすすめです。

作品情報

公開年2018年
原題exctinction(翻訳:絶滅)
上映時間95分
製作国アメリカ
監督ベン・ヤング
脚本スペンサー・コーエン、ブラッド・ケイレブ・ケイン
ジャンル SF、アクション
主要キャスト マイケル・ペーニャ
リジー・キャプラン
イズラエル・ブルサード
マイク・コルター
エマ・ブース
レックス・シュラプネル
エリカ・トレンブレイ
リリー・アスペル
配信サイト・媒体 Netflix独占
※記事公開時の情報です

あらすじ

目の前に広がる恐ろしい光景。それはまさに長年の悪夢が現実と化した瞬間だった。そしてその悪夢こそが、大切な家族を救う鍵となる。

引用:Netflix

主人公のペーター(マイケル・ペーニャ)は、地球外生命体に侵略される夢を度々見る。
そしてその悪夢が、次第に現実となっていく。

【ネタバレ無し】感想

真っ先に評価を言うならば「凡作」です。
超A級の大作SFを期待して見ると肩透かしを食らいます。

最近はCGのレベル向上により、B~C級ホラー映画のようなスタンスで、それなりのSF作品(特に地球侵略物)も量産されるようになりました。

僕の感想では、本作もそういう「B級テイストのSF作品の一つ」と言った感じです。
どうでもいいですが、本作を見ながらなんとなく思い出したのは、去年鑑賞した「ダーケストアワー(2012)」という作品。

本作は絶妙にB級です。
飽きることなく最後まで観れましたが、A級のソレと比べると盛り上がりが少し物足りず、半端な印象を受けました

でも、間違いなく面白い作品なので、SF、特に侵略物が好きな方であれば”前半”は楽しめるかと思います。

※次項からネタバレを含みます。
 
 
 
 

【ネタバレ有り】感想

本作は意外などんでん返しがありました。
それは、「主人公たちが実は人間じゃない」ということ。

 

主人公たちは実は人造人間で、既に火星に移住した人類が、地球を奪還する為に戦いに地球へやってきたのです。

だから作品名の「地球奪還」はむしろ「敵側目線」であり、伏線だったんですね。

ここだけ聞くと、まるで主人公たちが悪者のようですが、決してそうではありません。

人造人間のレベルが上がり過ぎたことを危惧した人類は、人種差別的に人造人間を阻害し、最終的に一つ残らず破壊してしまおうとしたのです。
その結果人造人間は応戦せざるを得なくなり、戦争の末、人造人間側が勝ってしまったという過去がありました。

良い点:「悪夢」の使い方が新鮮で良かった

「度重なる悪夢が次第に現実となっていく」という展開は、中二病っぽくて僕は好きです。
でもその手の映画は、「その出来事をわざわざ夢で見てた理由」というのが描写されず、「単なる運命」として描かれる場合も多いです。

でも本作は、「主人公が悪夢を観る理由」がちゃんと説明されていました。
しかもそれがありきたりでなく新鮮な脚本

ペーターが見ていた悪夢は、実は未来では無く過去のものでした。

人類 vs アンドロイドの大規模戦闘が終局し、地球はとりあえずアンドロイドの物となりました。
そこで、戦争により心に傷を負ったアンドロイドたちは、戦争前までの記憶を完全に消し、新たな人生を歩むことを決めました。
だから、ペーター一家は元々家族ですらありません。
戦争後にたまたま出会い、そして記憶を書き換えて家族となったのです。

ペーターは、その「消したはずの過去の記憶」を断片的に思い出し、それを”未来の出来事”と勘違いしていたのです。

 

「悪夢は未来の暗示では無く、実は過去の出来事だった」というアイディアは、割かし新鮮な気がします。

良い点:「ペーター(マイケル・ペーニャ)」のダメ親父っぷりが良い

ペーター(マイケル・ペーニャ)
ペーター(マイケル・ペーニャ)

宇宙戦争(2005)でのトム・クルーズ、「2012(2009)」でのジョン・キューザックなど、地球滅亡系映画と「ダメ親父の活躍」は凄く相性が良い。

特にトムクルーズは、「SF映画に出てくるダメ親父系主人公」との相性がかなり良く、「マイノリティリポート(2002)」「オブリビオン(2013)」「オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014)」など、数多くのヘタレ役を演じてきました。

だから本作を観るにあたり、僕はどこかで「トムクルーズ」を期待していました。

そして僕は、「マイケル・ペーニャ」という役者さんを見るのはたぶん初めてです。

最初の印象。
オーラ無さ過ぎ

 

トムのように「ダメ親父だけどかっこいい」という前向きな感情が一切湧かず、ハッキリ言うと、冒頭は全然ハマりこめませんでした

しかしその素朴な雰囲気に次第にハマっていき、家族を守る為に奮闘するその姿に虜になりかけました。(虜になったわけではない)

悪い点:展開が弱い

この手のパニック映画は、主人公たちをどれだけのトラブルに巻き込ませるかが大事だと思います。
極端な話、トラブルの「数」と「質」です。

本作は95分程度と短い作品なので、トラブル量はそう大したものではありません
そして更に、「トラブルの質」もあまり良くなかったと思います。

ビルの屋上から、壊れかけのゴンドラに乗って降りるところは、恐らく序盤の見せ場の一つだったと思いますが、ありきたりな感じがして正直つまらない部類でした。

ラストも非常にあっけないもので、「宇宙戦争」のような爽快なラストを期待すると、割と肩透かしを食らいます。
本作は本当に、「宇宙戦争」系の作品として観てはダメですね。

「ヒューマンドラマ」として観てたらもっと高評価だったかもしれません。

悪い点:クライマックスも弱い

メインイメージ
この「合成感丸出しイメージ画像」がメインに使われてる時点で、本作が「大作SFでは無い」と気付くべきだった

「トラブルの質が悪い」の延長線上で、僕が「大規模A級SF」を期待したばっかりに発生した残念ポイントです。

本作のクライマックスは、「自分たちが人造人間だと知った」という事でした。
ここは見ていてかなり衝撃的で、確かにビックリしました。

 

でも何故か、「どんでん返し特有のカタルシス」が得られなかったのです。

僕は当ブログにて何度も、「主人公が鑑賞者に隠してた系のどんでん返しは許せない」と書いてきました。

映画で大どんでん返しを発生させる際は、主人公が我々鑑賞者を驚かすのではなく、主人公も一緒にビックリするタイプのどんでん返しじゃないと納得できません
これは僕が、主人公に強く感情移入しながら鑑賞するためです。

それを踏まえたうえで本作を語ると、本作のどんでん返しは、間違いなく主人公も驚愕しており、僕が納得できるタイプのどんでん返しであったことに間違いはありません。

しかしなんか物足りないというか、置いてけぼりを感じてしまいました。

そして、この「物足りなさの原因」は、以下の2つではないかと推測しています。

①主人公が人造人間だと全然予測が出来なかった
②「ここから大戦争が始まる」と興奮していたので、それどころでは無かった

①についてですが、改めて思い返すと確かに「主人公が人間ではない」という伏線はあったと思います。
でも、「人造人間がはびこる世界」という事前設定が一切分からなかったため、「もしかして主人公は人造人間なのかな?」と考える隙が一切ありませんでした。

だからあまりに予想外過ぎて、ちょっと置いてけぼり感を感じたんだと思います。
それに心構えは「宇宙戦争」ばりのA級SF戦争映画なので、まさかこんな斜め上などんでん返しがあるなんて想像も付きません。

②についてですが、何度も言うように、僕は「宇宙戦争」的な映画を期待して最後まで鑑賞しました。
そして本作のクライマックス直前、主人公たちはある場所へ行き、そこでレジスタンスのような人たち(同じ会社の人)と合い、彼らは「この日が来ることは分かっていた。だから備えていたんだ。」と言います。

 

この段階で、「うぉーー!!!こいつらはスゲー秘密を隠しもってんぞ!そしてここからいよいよ大戦争が始まる!」と完全に思い込みました。

しかし、ここで主人公が人造人間であることが明かされ、物語は沈んでいきました。
ここが少し期待外れで、そのせいでたぶん自分の中で評価が下がったんだと思います。

「あると思っていた戦闘描写が無い」
このガッカリ感のせいで、せっかくのどんでん返しも入ってこなかったんだと思います。

良い点:敵の正体が「人間」だと判明した瞬間は燃えた

宇宙服を脱がせたら、そこには人間(イズラエル・ブルサード)が
宇宙服を脱がせたら、そこには人間(イズラエル・ブルサード)が

「良い点」は最初にまとめて書いておきたかったのですが、どうしても「クライマックス」の話をした後にこの話をしたいのでここに書きます。

主人公は、序盤までエイリアンと戦っているとばかり思っていました。

しかし中盤でなんとかエイリアンを返り討ちにしたペーターは、彼に「何故襲う!?」と質問します。
するとエイリアンは、ヘルメットを取ります。(まずそれが宇宙服だったことすら我々は知らない)

するとその中には人間が。

しかし、人間と同じ姿をしたエイリアンかもしれません。
彼がまだ一言も何も発さず、更にペーターが「俺の言ってること分かるか?」と聞いてたことから、意思疎通が図れているかどうかも怪しい状況でした。

だから、彼が「人間」及び「味方」であることが判明するまでの短い間、少しばかりミステリアスな雰囲気が漂っていました
この不安定な感じは中々好きでした。

それは良しとして、「エイリアンが実は人間だった」という展開は、「主人公が実は人造人間だった」というクライマックスより割と衝撃的で、個人的にはこちらの方がカタルシスを感じられました。

というのも、僕の意識が完全に「敵の正体」に向いていたからです。
これは侵略物の映画であり、エイリアンとの死闘を繰り広げると思い込んでいたので、敵の正体について気になるのは当然です。
だから衝撃を受けました。

 

対して「主人公がアンドロイド」という点は、あまりに唐突過ぎて興味が湧かず、だから感動できなかったんだと思います。

評価・まとめ

70点

凡作です。
他のレビュアー様は結構評価が高いようで、「ヒューマンドラマ」として鑑賞したら、確かに面白かったかもしれません。

ネットフリックスオリジナル作品は、絶妙なまでに「滑らないB級」の連続です。
たまに滑りますが。

でもそれは、ネットフリックスがとにかくチャレンジしてるからだと思います。

本作も、テーマが凄くユニークで、新しいことをやってる感じでした。
こういうことを積極的にやっていく姿勢、そしてその為に予算を惜しまない姿勢はずっと応援していきたいです。



Trash Area(筆者のバンド)のオリジナル曲

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「臆病なのに幸福度で言えばたぶん福岡でTOP3に入る」と自負してます。また、病みやすいのを良いことにあんまり頑張らずに生きてます。
幸せ。

「内省」という資質に優れており、それを活かした映画系の記事が得意。
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