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映画「ミニマリズム」から学んだこと。誤解してたこと。

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ぱっかん
執筆者:ヘタレブロガーのぱっかん(@pakkan316

ネットフリックスで「ミニマリズム 本当に大切なもの」というドキュメンタリー作品を観た。
啓発的な内容が多く紹介され、そしてそこそこ面白かったので、作品の内容や「ミニマリズムの本質」辺りについてちょっとまとめてみる。

※当記事は
「ミニマリズム」
「ミニマリスト」
「本当に大切なもの」
などのワードで検索される方におすすめです。

とりあえず、映画「ミニマリズム」の作品情報

公開年2016年
原題Minimalism: A Documentary About the Important Things
上映時間79分
製作国アメリカ
監督Matt D’Avella
ジャンル ドキュメンタリー
主要キャスト ジョシュア・フィールズ・ミルバーン
ライアン・ニコデモス
配信サイト・媒体 市販DVD
Netflix…他
※記事公開時の情報です

あらすじ

物質的な豊かさが幸せをもたらすというアメリカ的考え方を拒否し、シンプルな暮らしを実践するミニマリスト。真に大切なものとは何かを問うドキュメンタリー。

引用:Netflix

まずは、現状の物質世界に疑問を抱くことが大事

西洋では、過去最高水準の生活レベルに達しています
なのに、人々はものを欲しがり続ける。
人は現状に不満を抱かずにはいられないのです。

「ミニマリズム 本当に大切なもの」内のセリフ

我々は、何の疑問も抱かずにモノを買う。
そしてそれらで家や自分を満たしていく

中には、「買い物をすることで満たされる」という「消費欲求」について自覚を持っており、「定期的にイケアで買い物をすること」等を趣味としている人もいるだろう。

映画に登場したメインキャスト「ライアン・ニコデモス」も最初はそうだったと言っていた。

しかし、私たちがお金を出して手に入れたこれらの物質は、本当に必要なものなのだろうか?

家にあるもので、何年も触ってない、見てない、気にしてないようなものは無いだろうか。
そういった物が1個や2個ならいいのだろうが、何十とあるようであれば、それは消費の仕方が間違っているのかもしれない。

本当に欲しいかどうか、”自分”で判断しているか

目に入るものすべてについて
他人ではなく自分に対して正当化しなければいけない。

本当に自分の人生に価値を加えてくれるかが大切です。
そうでなければ手放す必要があります。

「ミニマリズム 本当に大切なもの」内のセリフ

人は他人が持っているものや、他人が興味を持つ者にも興味を示す傾向がある。
この現象は特に子供の頃に躊躇に表れる。

友達のおもちゃ、他人のおもちゃがえらく魅力的に見えるのだ。

一見すると「人が持つ物が欲しくなる」というのは、外部作用にそのまま反応した主体性の無い性格に思えるが、子供の頃からそうであるということは、恐らく本質的な部分では、人間は誰しもがそうなのだろう。

 

しかし大人なら、落ち着いて冷静に再考することが出来る。

「これは本当に自分に必要なものだろうか?」

これは人間関係にも置き換えることができる。
「僕は本当にこの子の事を可愛いと思ってるのだろうか?」

他人の影響や惑わしによって手に入れたものは、こういった自問により、「その必要性」が暴かれる。

広い家を手に入れても、人はその40%程度しか活用しない

広い家に住んでいる人の行動を、ヒートマップを使い研究してみると、大抵の人は約40%の空間しか使っていません。
そして、残りの大きな空間を埋めるために不要な物を買うのです。

「ミニマリズム 本当に大切なもの」内のセリフ

今の僕は狭い部屋に住んでいるから大丈夫だが、「空いた隙間を埋めるために物を買う」という心理は良く分かる。
広くて何も無い部屋は、何かと物悲しく感じる。

むしろそれは「恐怖」に近い感情かもしれない。

作品内でも言っていたが、人はあらゆるものに意味を持たせたがる。
だから、広い部屋に出来た無意味なスペースについて、「何か意味を持たせたい」と考え、不要なものを買ってしまう

もちろん有意義なものならば問題ないが、「広い家に住みたい」と思って広い家を買ったのに、結局狭苦しくしてしまうのであれば、それは本末が転倒している。(この言葉遣いが正しいか分からないが)

徹底してストイックにミニマリストになる必要はない

 

最近は、部屋にほぼ何も置いてないようなストイックなミニマリストの登場や、「断捨離」系の本が流行ったことで、「ミニマリストとは徹底して物を排除する人のこと」を指すと勘違いされがちだ。

でも、ミニマリズムとはそういうことじゃない。
ミニマリズムとは、飽くまで「自分にとって有意義ではないものを持つ必要は無い」という程度の話だ。

日本人ミニマリストの誰かが言っていたが、「トキメかないものは必要ない」というのと同じだ。

コレクター気質とミニマリスト

フィギュア、アンティーク、その他諸々。
自分の好きなものを好きなだけコレクションしてる人がいる。

いわゆる「コレクター」に該当する人は、ミニマリストに向いていないと思われがちだ。
でもコレクターとミニマリストには一切関連性が無い。

何故なればコレクターは、意味があってコレクションしているからだ。
好きで好きで堪らないもの、つまり「有意義なもの」をわざわざ手離す必要は無い

ちなみに僕は以前、CDやDVDを集めることに凝っていた。
一度も聞いたことのない輸入盤CDを買ってみて、特に気に入らなくてもそのままコレクションしていた。

そしてある日、僕はお金が欲しかったのでそれらのディスクをまとめて売却した。
でも自分が本当に好きなアーティストのCDや、本当に好きなDVDは手元に残した

そしてしばらく経ち、僕は自分のCDラックを見るのが凄い好きになった
以前のたくさんあった頃より、「一軍だけが並べられた棚」を眺めてる方が凄く楽しい。そう気付いた。

以前はこんなに棚を眺めることなんて無かった。

自分が好きだと思って買ったはずなのに、結果的に対して好きじゃなかったCD達もコレクトしていたもんだから、それらがノイズとなり、CD全体があまり好きになれなかったのだ。

でも今この棚に並べられているディスク達は、間違いなく一軍
本気で愛せるモノたちばかりだ。

CD集めを趣味にしてる人も多いと思うし、「このアルバムはあまり好きじゃないけど、ファンだから買った」という人も多いだろう。

 

でもミニマリズムを意識してみて、あえて手離してみると、「自分は本当にこれが好きだったのだろうか?」とハッキリ分かることもある。

ガジェット気質とミニマリスト

「普段全く使わないけど、ガレージにはガジェットをたくさん置いておきたい」

恥ずかしながら僕は人に「ミニマリズム」について話したことがある。
その際に上記のセリフを言われた。

とりあえず「ガジェットをたくさん集めたい」という気質のことを、当ブログでは「ガジェット気質」と呼ぶ。

僕は、ガジェット気質の気持ちもすごーーーーーく分かる

というか、ガジェットというのは実際にいつか役に立つのだし、それらを確保できるスペースがあるのであれば絶対に有益だ。

 

僕はガジェット気質の人と話をしてた時、一瞬「ガジェット気質とは、ミニマリズムとは反するものだ」と思い込んだ。

でも良く考えるとどうやら違うらしい。

ミニマリズムは「意味のないものを持たない」という行動指針だ。

そして工具などのガジェットは、それらがあるおかげで便利になるものだし、ほとんどの場合で有意義だ。
だから「ガジェット気質のミニマリスト」も当然存在すると言える。

でもそれが、「空間を埋めるために買っているだけ」だったり、「やっぱいらなかったな、コレ」と脳裏をよぎるようであれば、それはもしかすると不要な買い物だったのかもしれない。

まず僕は「軽度のミニマリスト」だ

映画「ミニマリズム」のワンシーン:僕はこういう住まいに憧れる・・・
映画「ミニマリズム」のワンシーン:僕はこういう住まいに憧れる・・・

「軽度」という言葉を使うとまるで症状のように感じられるが、悪く言いたいわけでは無い。

 

僕はそこまでストイックなミニマリストでは無いが、あまり広くないワンルームに住んでいる

押入れやクローゼットと呼べるものはなく、部屋が狭いのをいいことに、日々自分のライフスタイルを熟考し、効率的に、便利に、そしてカッコよくなるものには徹底的にお金を使い購入し、そして逆に、生活に馴染まないと判断したものも徹底的に排除してきた

そして今、僕の部屋は自分にとってほぼ完璧な状態と言える。(もちろんこれからも更新されるだろうが)

もちろんお世辞込みだということを理解しているが、僕は人から「部屋がキレイ」とで言われることがある。
たまに知り合いの一人暮らしの(男の)家にお邪魔する時など、「僕も以前はこうやって物を適当に端っこに寄せてスペースを確保してる時期があったな」と以前の自分の部屋を思い出すことがある。

今では僕の部屋はサッパリしてる。
掃除はあまり好きでは無いのでキレイでは無いが、整理されており、我ながらとても気持ちが良い状態だ。

※関連記事は記事の最後でまとめて紹介します

ミニマリズムを意識して、ファッションセンスも変化した

以前の僕はオシャレが大好きだった。
フットボールアワーの岩尾さんが「オシャレというのは誰かにツッコまれるくらいが丁度良い」と言っており、僕もそれに賛同していた。
だから奇抜な服を結構持っていた。

でも今では、「一軍の服」以外は持たないスタンスに切り替えた。
当ブログで何度も言っているが、「ウォーキングデッドに出てきそうな奴」が着そうな服だ。

というか、「自分がウォーキングデッドに出たら」というのを想定した服ばかりになってる。
まぁこれは一部ジョークだが、「自分が(本当に)好きな服しか着ない」というスタンスに切り替えた。

例えば服屋に行った時など「あ、ちょうどこのシャツセールじゃん。あんまり自分好みのデザインじゃないけど、これ系のシャツが一着欲しかったし、一応買っとくか」というような買い方をしなくなった

こういう買い方をすると、確かにいざという時に活躍するかもしれないが、基本的には「あぁ。今日はこのシャツを着る日か」とテンションが上がらない場合があるので、僕はあまり好きじゃない。

 

だから僕は「セールだからとりあえず」というような買い方は元々していなかった。

そしてその買い方は、ミニマリストの哲学と似ている部分があるようだった。

消費欲求を刺激する「広告」

映画内ではそこまで激しく否定されていなかったものの、「広告は悪だ」と遠回しに宣言していたように思える。

確かに、広告は常に過剰なアピールで、我々の物欲を刺激してくる。
そしていつも、「不要なもの」を買わされる。

単純なことだが、「広告に惑わされない」というのは凄く大事なことだと思う。

しかし、広告自体は素晴らしい

これは僕の哲学が含まれる。

僕は、webという広告業界で働いていたし、ECショップ運営にも携わったことがある。
だから広告の大事さはある程度は知っているつもりだ。

 

まず、広告にもよるが、優れたデザイナーが作った広告は、見ているだけで心地よくなれ、結果的にブランド力も上がる

そして現代では、そういう「優れた広告」が、街中に溢れかえっている。

これは僕にとっては凄く都合の良いことだ。

確かに、その優れた広告の魔力によって、「自分には不要」であるはずなのに、欲しいと思って買ってしまうこともあるだろう。
でも果たしてそれは広告が悪いのだろうか。

大量生産の世の中、どのジャンルでも類似品は大量にある。
であれば、メインのターゲットに売り込むという正規の使い方をするためであっても、「どこよりも物欲を刺激するような優れた広告」を作らねばならない。

そしてそれが結果的に、「無関係な人にもアプローチしている」という事実に繋がるかもしれない。
でもそれは決して悪では無く、「もはやそうしないと誰も見てもらえない」からしているのだ。

だからやっぱり「広告の謳い文句につられ商品を購入してしまう」というのは、我々消費者の問題だと思う。

そしてそれを乗り越えて洗練された買い物をするようになれば、消費活動がもっと楽しくなることだろう。(実体験)

映画「ミニマリズム」から学んだこと。誤解してたこと:まとめ

 

「底辺ほど良く買い物をしてしまう」という話を聞いたことがある。

あまり収入が無い人に限って、100円ショップ等でどうでもいいものを買い漁り、消費欲求を満たしたがるのだと。
でもきっと、そういう人がお金持ちになったらなったで、ブランドものを大量に買い漁るのでは無かろうか。

僕はあまりブランド物に興味は無いが、たまに見るテレビの「セレブ特集」などで、クローゼットの中に大量のブランドバッグや、高級そうな服を収納しているのを見かけることがある。

そしてクローゼットの中に所狭しと並べられたそれらのブランド品は、一切光っておらず、半ば死んでいるようにも見えた。
でも僕はずっと「自分がブランド物に興味が無いからそう見えるだけであって、ブランド物好きな人が見たらきっと堪らないんだろうな」と思っていた。

でも僕は気付いた。

高級店に並べられているそのブランド物たちは、確かに魅力的で、普段興味が無い僕でもちょっと欲しくなってしまう。

完璧なまでにキレイな店内に並べられた主役たち。
それらはまるで内側から光り輝いているように見え、世のセレブたちが「これをくれざます」と言いたくなるのがなんとなく分かった。

でもそのセレブたちは、そのブランド物を使い込むわけではなく、クローゼットの中にしまい込む。
そしてあのコザコザした押入れの中で、光を失っていく。

「自分がブランド物に興味が無いからそう見えるだけであって、ブランド物好きな人が見たらきっと堪らないんだろうな」
というのはきっと間違いで、あのセレブ達のクローゼットの中は、きっとブランドマニアが見ても心地良いものでは無いだろう。



Trash Area(筆者のバンド)のオリジナル曲

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「臆病なのに幸福度で言えばたぶん福岡でTOP3に入る」と自負してます。また、病みやすいのを良いことにあんまり頑張らずに生きてます。
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