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【ミックス】MS処理のせいでスマホのスピーカーからギターの音が消えた話

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ぱっかん
執筆者:ヘタレブロガーのぱっかん(@pakkan316

「モニタリングヘッドフォンやモニタリングスピーカーを駆使してなんとか”聴ける音源”を作れるようになったけど、スマホみたいな軽いスピーカーでも聴けるようにするのは超難しい」

ここまではあるあるだと思います。

しかし、僕が去年作った「comment」という曲は、LRにそれぞれディストーションギターがガンガン鳴ってるクソうるさいはずの曲なのに、Iphoneで聴くとまるでギターの音を全てカットしたかのようにドラムとベース、そしてセンターのギターリフの音しか聴こえないという状況に陥りました。

ひとまずビフォーアフターを聴いてもらおう

comment(ギターが全然聴こえないバージョン)

Trash Area / comment

ちゃんとしたステレオスピーカー、もしくはイヤホンなどで聴くとしっかりうるさいギターが鳴ってます。
センターの「タンタラ タララ タララ タラタララ~」と目立つギターではなく、両側に割り振ってるコードギターの音です。

このコードギターが、スマホで聴くと全くと言って良い程聞こえなくなります。

 

マジで、ウォークマンのカラオケ機能か何かで両サイドの音を完全にカットしたかのように聴こえません。

「タンタラ…」のリフは良く聴こえるし、ラストサビのボーカルの右後ろで弾いてるソロっぽいギターもちゃんと聴こえてます。

というより、スマホだとそういう「控えめなギター」が聴こえすぎて焦ります。

comment(ギターがちゃんと聴こえるように調整したバージョン)

comment(サウンドクラウド)

いかがですか。
ぜひスマホの安っぽいスピーカーで聴いてみてください。

ギターの音が明らかに大きく聴こえるようになり、迫力が増して聴こえませんか?

コードギターの音が聴こえなかった理由は「MS処理」だった

 

MS処理は簡単に音圧があげられる便利なコンプ機能です。

僕はMS処理を覚えてから、問答無用でギターにガッツリかけてきました。

特に僕はパワーポップみたいな曲が好きなので、L側とR側にそれぞれディストーション系のコードギターを配置して音圧を稼ぐ手法を取っています。

そしてそのLRギターをグループ化して、それにMS処理をかけていました。

すると、「LとRの迫力がしっかり増すけど、センターはむしろ小さくなるのでボーカルが潰れない」とおいしいこと尽くしでした。

 

しかし、センターが削られ過ぎるせいか、スマホのスピーカーではスッカスカな状況になっていたようで、このMS処理を弱めたら解決しました。

しかも、この「comment」という曲は全体的にラジオのようなフィルターをかけています。
僕の中では、「こういうフィルターをかけた曲のギターのディストーションはぶっ壊れていて良い。」と思っていますから、ディストーションもかけまくって、更にコンプもかけまくりました。
だから輪郭なんかありません。

この曲の場合、輪郭やダイナミクスよりも、とにかくぶっ壊れた音圧破壊を楽しんでいます。

最初はパンニングを疑っていた

「センターにはボーカルがいるから、うるさいギターは絶対左右に振る」
というバカの一つ覚えのようなルールが僕の中にあります。

LRに振ると言っても、本当に100完全に振り切るのか、それとも80ずつくらいにするのかでだいぶ違うと思いますが、メジャーで思いっきり100に振ってるバンドさんはあまりいません。

2本のギターをLRに完全に振って、そしてそれぞれ全く違うことをやってるのはインディーズ系に多いですね。
個人的にはインディーズ系の、一聴するとバランスが悪い曲の方が生生しくて好きです。
しかしそちらは確かに迫力に欠け、更に違和感を感じる場合があります。

話が逸れましたが、
commentの場合、ギターはほぼ100の位置にそれぞれパンニングしていたので、スマホで聴きずらいのはそれが原因だろうと思っていました。

しかし、今新しく作っている曲を試しにスマホで聴いてみると、かなりしっかりギターの音が聞こえました。
その曲もギターをLRに完全に割り振っています。

しかもそれぞれ違うリフを弾いているので聴き取りやすかった。

このおかげで、「パンニングとスマホの聞きやすさはあまり関係ない」
と気付きました。

そこでもうほぼ間違いなくコンプが原因と気付いたのですが、改めてcommentのミックスを試行錯誤していたら「MS処理」という答えに辿り着きました。

余談。「音圧上げまくる」ってどうなの?

 

ミックス界隈では常に「音圧上げまくっても仕方が無い。むしろダイナミクスが無くなって音質も悪くなるしぶっ壊れてしまう。」と言われ、音圧というのは時々議論の対象になります。

しかし僕は、「音圧は高ければ高いほど良い(もちろん限度はある)」と思っています。

中田ヤスタカさんの曲はどれも音圧が高いことで有名です。
もちろん彼はすさまじい程にプロフェッショナルなので、絶妙な感覚を理解しており、非常に聴きやすいです。

僕はそういうのを抜きにしても「音圧上がってぶっ壊れたバンドサウンド」が好きで好きで仕方ありません。

一種の変態です。

もちろん「自分でミックスしてみて音圧を上げる難しさを理解したから、なんでも良いから大きい音が好きになった」という心情も関係していると思います。

 

また、「ライブは好きじゃないけど、アマチュアのバンドが頑張って作った音源を聴くのが好き」というのも関係しているでしょう。

そういうバンドさんはたいてい、とりあえず配布用音源だからという軽い気持ちで音源を作るため、結構雑です。

逆にそういう雑な音源の方が興奮します。
ザラつきを感じます。

僕は「Trash Area」として自分で曲を作る場合、自分の曲がうるさい系とかも含めてですが、基本的には音圧は上げまくってます。

それは僕が素人だからでもあります。
できることならクリアな状態で、他のみんなが最高に聴きやすい状態にして音圧を上げたいと思ってます。

しかし、それは不可能でした。

プロのCDレベルにまでクリアな状態で、あそこまで音を大きくするのは本当に難しいです。

 

プロの曲の波形を始めて見た時は驚きました。

音の波形というのは、普通はギザギザしたものをイメージしますよね。

しかしプロの曲は、その波形がもはや帯のように太い棒なんです。
ギザギザなんてほぼありません。

「音圧時代」に突入してから、たいていの曲はそうなってしまいました。
しかし僕はその方が好きです。

あらゆるバンドの曲を連続して聴いた場合に音量にばらつきが無くて聴きやすいからです。
迫力があるからです。

ダイナミクス(大小の差。デザイン的に言えばジャンプ率)はもちろん大事です。
これを捨ててはいけません。

しかし、今やプロの方たちは当たり前のようにダイナミクスを活かしながら音圧を上げきっています。
僕はそれができないからダイナミクスを捨てて音圧を上げています。

そして次第に、ぶっ壊れてダイナミクス破壊兵器と化した音圧モンスターみたいな曲が好きになった、究極の性癖の持ち主です。

どなたか僕にミックスをおしえてください。



Trash Area(筆者のバンド)のオリジナル曲

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「臆病なのに幸福度で言えばたぶん福岡でTOP3に入る」と自負してます。また、病みやすいのを良いことにあんまり頑張らずに生きてます。
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