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音楽を聴くと景色がキラキラして見えるのは、瞳孔が開くから?

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ぱっかん
執筆者:散歩ブロガー「ぱっかん(@pakkan316)」福岡散歩ブログも絶賛更新中!

音楽の話をします。
音楽を題材とした映画の中でたまに

音楽を聴いている間だけ景色が特別になって見える。まるで魔法だ。

というセリフが出てきます。

少なくとも、「はじまりのうた」という映画の中で、
クズ音楽プロデューサーのダン(役:マーク・ラファロ)がそんなことを言ってました。

はじまりのうた(原題「Begin Again」)
はじまりのうた(原題「Begin Again」)

他の映画で同じようなセリフがあったかどうか正直覚えてませんが、
「はじまりのうた」でこのセリフを聞いた時に、「この映画でも言ってる」と思ったので、たぶん他にもあると思います。
※もしかしたら無いかも

さて、この現象について僕はよく分かります。
好きな音楽を聴きながらの散歩は、全身に力がみなぎるような、不思議な感覚に陥ります。

マーク・ラファロが言っていた
「景色が特別になる」というよりも、
好きな音楽をかけた瞬間に
「景色が変わる」というくらいの変化を感じます。

※当記事は
「音楽 景色」
「音楽 瞳孔」
「瞳孔 興奮」
などのワードで検索される方におすすめです。

なぜ音楽を聴くと”景色が変わる”のか?

推測ですが、「瞳孔」が関係していると思います。

瞳孔のシステムについて確認ですが、あらゆる動物の瞳は、まぶしいと瞳孔が収縮し、暗いと瞳孔が開きます

映画でよく、気絶してる人の目をこじ開け瞳にライトを当てるシーンがありますね。

・瞳孔が収縮する→まぶしいと感じている(正常に機能している)
・瞳孔に変化が見られない→死んでいる(正常に機能してない)

こうやって生死を判断してるようです。

 

そしてこの瞳孔というものは、以下の状況下でも開くことがあるそうです。

・好きな人と一緒にいる
・楽しいことをしている
など興奮する状況。

これは余談ですが、「好きな人の顔が思い出せない」という不思議な状況に陥ることがあります。
これも瞳孔が開きっぱなしになることが原因のようです。
瞳孔が開いていると、光の吸収量が増えるためにまぶしいと感じます。
本来、まぶしいと感じる状況では瞳孔は収縮するはずです。
にも拘わらず好きな人の前にいるということで、興奮状態に陥り瞳孔が開き続け「まぶしくて好きな人の顔がよく見えない」というロマンティックな状況になってしまうようです。

さて「音楽を聴くと景色が変わる」という話に戻りますが、好きな曲の好きなパートを聴いている間、興奮状態に陥り、瞳孔が開きます
すると、瞳に取り入れられる光量が変化し、景色が、というより世界が一時的に変わって見えるのだと思います。

この変化は本当に素晴らしいもので、特にストレスが溜まっていればいる程、心地よさが増幅されるように思います。

しかし、次第に飽きます。
僕の場合は、音楽を聴きながら夜の街を歩いていると、最初は楽しいですが、次第にうんざりしてきます。
興奮作用には限界があるのかもしれません。

その後は逆に、イヤホンを外し、ボーッとするのが至高の瞬間に変わります。
遠くの方で車が走る「サーッ・・・」という環境音すら心地良く感じます。

覚えたての一眼レフで撮ったふ頭
覚えたての一眼レフで撮ったふ頭

音楽を聴きながら歩いて上記画像の海まで行き、イヤホンを外してボーッとするのが趣味のひとつです。

茂木健一郎氏も音楽の良さについて語っていた

ここから少し話が逸れますが、アハ体験で有名な茂木健一郎氏の本を一冊読んだことがあります。

脳科学の第一人者 茂木健一郎氏
脳科学の第一人者 茂木健一郎氏

茂木健一郎氏は脳の本をたくさん出しており、どの本を読んだか分かりません。忘れてしまいました。
しかし、その本の中で以下の点について書かれていたのを覚えています。

・ある研究で、「モーツァルトを聴くと頭が良くなる」と言われていたが、実はこれはウソ(かも)。これはただ単に、実験対象の学生らがたまたまモーツァルトが好きだっただけで、モーツァルトの曲の周波数がどうとか、そういうのは一切関係無い。要は、自分の好きな曲を聴けば脳が活性化して頭が良くなるから、単純に自分の好きな曲を聞けばいい。

・私(茂木健一郎氏)はクラシックが好きで良く聞く。〇〇という曲(曲名失念)では、イントロと全く同じメロディーが後半でもう一度演奏される。全く同じはずなのに、後半ではえらく切ないというか、違う聴こえ方がする。だから、後半の方では何か違う楽器が参加するなどして、変化を出しているに違いないと思っていた。しかしクラシックに詳しい人に聞いてみると、イントロと後半のメロディー部分は、どちらも楽譜は全く一緒だと言う。なぜ後半のメロディーは切なく感じるのか?これは、脳が一度目を記憶しているからというのが関係しているらしい。

 

この2つの話がとても好きで印象に残りました。

モーツァルトを聴くと頭が良くなる

まず、「モーツァルトを聴くと頭が良くなる」という話について、「結果的に自分の好きな曲を聴けばいい」という結論に至ったのが凄く嬉しいですね。
おかげであらゆる人が、「受験に合格するために好きでもない曲を聴かなければいけない」という拷問みたいな状況から脱せました。

何より、「好きなことをするのが大事」ということが明らかになったことで、娯楽に社会貢献的な意味が持たされました。

たまに「子供の頃からゲーム、漫画は一切禁止」というタイプの家庭で育った人がいますが、「脳をフルに活用して勉学に励む」という点では効率が悪いと言えます。

今はあまり見かけませんが、
「娯楽は確かに楽しいが、楽しいだけで一切意味がない」
という堅苦しい思想は、脳科学の観点ではよろしくないということのようです。

少なくとも、僕はこの話が好きなのでこの話を信じます。

イントロと同じメロディーが後半で流れると切なさを感じる

この話について、印象に残ったにも関わらず結論を忘れてしまいましたが、とにかく共感したのを覚えてます。

ポップパンク系の音楽が好きな人には分かると思います。

特に、ギターリフから始まる曲の多いzebraheadなどのパンクバンドの場合、
ギターリフ→Aメロ→Bメロ→サビ→ギターリフ
という構成の曲が多いです。王道ですね。


イントロリフが間奏とアウトロで流れる王道タイプ

 

この時、最初のギターリフとサビ終わりのギターリフでは、全パート同じことをしている場合が多いです。

でも確かに聴こえ方が変わります。
特に、イントロと”アウトロ”が同じメロディーの場合、なぜかアウトロで胸が熱くなります

他のもので例えると、
映画のオープニングで流れた曲が、エンディングでも流れると胸が熱くなります

アニメ最終話のクライマックスシーンで、オープニング曲が流れるのも同じ現象ではないでしょうか。

思いついた事をバンバン言っているだけなので中には見当違いなものもあるかもしれませんが、「”前回の記憶”が呼び起こされると胸が熱くなる」という共通点があるように思えます、たぶん。

この話について、「なぜ切なさを感じるのか?」を失念してしまったことが本当に悔しいです。

でも、ギターリフが含まれる曲を好んで聞く僕にとって、「イントロと同じリフが終盤にまた来るとちょっと切なく感じる」というのは当たり前だったので、それをあの茂木健一郎氏がわざわざ疑問に思ったというのが、なんかちょっと意外でした。

鬼才はやっぱりこういうところが違うんですね。

まとめ

冒頭の話とは全く変わりますが、楽しいと思う事は、娯楽だろうとなんだろうと時間を費やしていいんです。
幸い、ゲームも音楽も、聴き続けたり、やり続けたりしたら次第に飽きます。

 

興奮状態を維持し続けるのは難しいということです。

もし飽きないのであれば、それは一種の才能で、それを軸にした仕事に就くのが一番の社会貢献ということなのかもしれません。

ちょっと壮大なことを言ってみましたが、「音楽を聴くと景色が変わる」また「景色がキラキラする」という現象は、「興奮状態に陥ることで瞳孔が開く」から来るもので間違いないと思ってます。

※当記事はほぼ全部個人の推測です。



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働き方、生き方、日々思った事、クッソどうでもいい事などをつづってます。
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【職業】web諸々
【趣味】考えをまとめる・散歩・映画
【好きなファッション】ウォーキングデッドに出てきそうな奴
【好きな食べ物】ネオソフト・きなこご飯
【ストレングスファインダーの結果】着想/最上志向/内省/共感性/運命思考

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