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【75点】胃がキリキリ痛む「NERVE(ナーブ)」評価と感想

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ぱっかん
執筆者:ヘタレブロガーのぱっかん(@pakkan316

胃がキリキリと痛むチャレンジ系映画「ナーブ(NERVE)」を観ました。
頑張って最後まで観たら、そこそこ満足感がありました・・・。

いつも通り、ネタバレ無し情報を書いた後にネタバレしていきます。

※当記事は
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などのワードで検索される方におすすめです。

作品情報

公開年2017年
原題Nerve(翻訳すると”神経”、”度胸”、”勇気”など)
上映時間 96分
製作国アメリカ
監督ヘンリー・ジュースト、
アリエル・シュルマン
脚本ジェシカ・シャーザー
ジャンル エキサイティング、スリリング
主要キャスト エマ・ロバーツ
デイブ・フランコ
ジュリエット・ルイス
エミリー・ミード
マイルズ・ハイザー
配信サイト・媒体 市販DVD
Netflix…他
※記事公開時の情報です

あらすじ

引っ込み思案の女子高生が、多数参加型の裏オンラインゲームに参戦。次々と指令をクリアして人気者になっていくが、次第に指令も危険で過激なものになり…。

引用:Netflix

てっきり「VRの世界に入り込んで抜け出せなくなる」系の映画だと思ってました。
しかしそうではなく、現実世界での度胸試し系のゲーム映画です。

※関連記事は記事の最後でまとめて紹介します

【ネタバレ無し】感想

とにかく胃がキリキリします。
ゲームへの参加者は、多額の報酬と名声の為に危険なチャレンジにトライします。

なんか以前もこういう系の映画観たんですが、「他人に迷惑をかける必要がある」というのが判明した時点で鑑賞を辞めました。

本作もそういった内容のミッション(他人とキスする等)があり、それはどんどんエスカレートしていきます。

なんか、こういうのが本当に苦手なんですよね。
僕はとにかく主人公に感情移入しながら観てしまうので、「他人に(わざと)迷惑をかけるシーン」とか「主人公が恥ずかしいことをする」とか「主人公に濡れ衣が着せられる」とか、そういう展開が本当に苦手です。

本作では「他人に迷惑をかける」というミッションの登場が予想されましたが、それは最初の方だけでした。
しかもそれも実は仕組まれたことであり、誰かに本格的に迷惑がかかったような描写はありませんでした。

これが割と救いとなり、最後まで鑑賞する覚悟が出来ました。

そして思いの外ラストもスッキリまとまっており、意外と見やすい映画だったと思います。

※次項からネタバレを含みます。
 
 
 
 

【ネタバレ有り】感想

良い点:手に汗握りまくる

良い点なのか悪い点なのか、本作はかなりスリリングで、嫌な汗をかきます。
「お金や名声のために、命がけのミッションにチャレンジする」というのはありがちな展開ですが、本作はその中でも「屈指の安心できなさ」です。

 

カイジの鉄骨渡りの場合はそこまで不安になる要素は無かったのですが、本作の登場人物はどれも「モブキャラ」に見えるため、本気で危なっかしさを感じます。

これは本気で「見るの辞めたい・・・」と思える点です。

しかし、見終えてしまった今、そのフラストレーションが無くなり、ある意味カタルシスとなっているため、あえて良い点としました。

良い点:都会の景色が凄く良い

【75点】胃がキリキリ痛む「NERVE(ナーブ)」評価と感想:ヴィーが自転車で駆け抜けるシーン
ヴィーが自転車で駆け抜けるシーン

この開放感半端ない。
しばらくは都会の夜景の景色が続くのですが、終盤になるとこういう波止場みたいなロケーションになります。

【75点】胃がキリキリ痛む「NERVE(ナーブ)」評価と感想:オープンワールドゲームだとこういうところに行ってしまう
オープンワールドゲームだとこういうところに行ってしまう

いやぁ、たまらんですね。
この手の景色にヨダレが出そうになります。

【75点】胃がキリキリ痛む「NERVE(ナーブ)」評価と感想:そして最後は都会の朝焼け
そして最後は都会の朝焼け

都会の朝焼け。
僕が生きる活力の源です。

この神秘的な景色が大好きです。

本作のカメラマンか監督は、都会での映画撮影のベテランです。きっと。
構図や景色の撮り方が妙に上手く、視覚上で心地良さを感じます。

良い点:とにかくきれいにまとまったラスト

むしろ悪い点と言えるくらいラストがキレイにまとまりました。

一見悪役だったマッドマックス野郎も、実は良い奴系のオチで、意外な小規模ドンデン返しが盛り込まれてました。
ロマンス的にも、脇役が良い感じでくっついたりして、一々満足度を上げさせられます。

製作陣は、「どのようにすれば鑑賞者が満足するか?」をしっかり心得ているようです。
(多少ミーハーなやり口ですが)

だからこそこんなにキレイにまとめられたんだと思います。
そこまで無理やりな展開でも無かったし。

考察:危険な撮影を犯す若者への社会的メッセージ

たまにワイドショーで観ますよね。
雲の上まで突き抜けたような高層ビルの屋上から、FPS視点のカメラを装着して、鉄骨にぶら下がる等の映像。

 

あれを見ると本気で嫌な気分になります。(それでも見るけど)

とくダネでも、あの手の映像が取り上げられる度に小倉さんが不機嫌になります。

他にも、
・ライターオイルを身体にかけて火を着ける
・列車の下にうつ伏せ
・警官の銃を盗む

など、危険行為の撮影を楽しむ若者は多く、本作でもいくらかは取り上げられています。

いわゆる「マナー違反Youtuber」へのアンチテーゼも含まれていると思います。

考察:視聴者が一番の悪者だと突きつけている

本作では、「視聴者こそ神」という描き方だったように思います。
ミッションは視聴者が決め、視聴者がお金を払い、プレイヤーを危険にさらす。

でも最後、主人公側のハッカーがシステムを乗っ取り、視聴者一人ひとりの個人情報を暴きます。
すると視聴者は、顔色を変えてすぐさまログアウト。

視聴者は「自分が関わってると思われたくない」という気持ちが常にあったのです。

 

結局大抵の人間がこの程度の覚悟で「危険行為への参加」を楽しんでいるということです。

視聴者の気の変わり方が、地味にリアルで良かったと思います。

評価・まとめ

75点

今回、感想内容にて「悪い点」を一個も上げてませんが、それでも高い評価をくだせるタイプの映画ではありません。
減点法では100点に近い点数かもしれませんが、高評価を望める題材では無かったと思います。

しかしB級な題材をよくここまで昇華させたなと思います。

個人的にはもう二度と見たくない作品ですが、普通に面白いと感じました。



Trash Area(筆者のバンド)のオリジナル曲

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「臆病なのに幸福度で言えばたぶん福岡でTOP3に入る」と自負してます。また、病みやすいのを良いことにあんまり頑張らずに生きてます。
幸せ。

「内省」という資質に優れており、それを活かした映画系の記事が得意。
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【趣味】考えをまとめる
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