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懐かしい感じがする時、必ずしも「昔を思い出してる」わけじゃない

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ぱっかん
執筆者:ヘタレブロガーのぱっかん(@pakkan316

何かを見たり感じたりした時に「懐かしい」と感じることがある。
でももしかしたらそれは本当に「懐かしい」と感じてる訳ではないのかもしれない。

関連記事:

※当記事は
「懐かしい 感覚」
「メランコリック」
などのワードで検索される方におすすめです。

僕が懐かしさを感じる時

季節の変わり目や、何かの匂いをトリガーとして、僕は結構な頻度で「懐かしい」と感じる。

特に夏の夕暮れ時、景色がブルー寄りのグレイに染まった空を見ると、そりゃもう最高な気分になり、懐かしい感覚に包まれる。

でもその夕暮れ時に感じる懐かしさは、その年に一度でも感じてしまったら、その翌日からはもう「懐かしい」と感じることはないはずだ。
にも拘わらず、僕は夏の夕暮れを体感する度に「懐かしい」と感じつつ昔を思い出す。

何故だろう。

たぶん、僕が夏の夕暮れ時で懐かしむのはきっと、随分昔のその時期に何か思い入れがあるからだ。

しかしどうだろう。
「夏の夕暮れ時が懐かしい」というの感覚は、今思い返すとずっとずっと昔からあった
それはもう15くらいの頃からあった気がする。

少なくとも僕が覚えている限りでは、
・なんとも言えない絶妙な曇り空
・夕暮れ時の景色全体がグレーに見える瞬間
これらの事象に遭遇するといつも懐かしんでおり、それは小学校の頃からあった

授業中に「絶妙な曇り空」であることに気付くと、「授業なんかやらずに外へ出たい」という欲求に駆られていたのを良く覚えている。

懐かしいと感じる時、本当に懐かしんでいるのか?

懐かしいとか、メランコリックとか、それっぽい感情は全員にある。
きっと動物にもある。

そして「懐かしい」の定義は「昔のことを思い出して嬉しくなること」である。
「昔のことを思い出す」だけでは懐かしいと言わない。

「嫌な思い出」を思い出しても、全然「懐かしい」とは思わない

 

「昔のこと」と「嬉しい感情」が組み合わさって「懐かしい」という感情に至るのだ。

ちなみにwelio辞書では以下のようにまとめられている。

なつかし・い [4] 【懐かしい】
〔動詞「懐く」の形容詞化〕
①昔のことが思い出されて,心がひかれる。 「ふるさとが-・い」
②久しぶりに見たり会ったりして,昔のことが思い出される状態だ。 「十何年ぶりに逢って,ほんとうに-・いなあ」
③過去のことが思い出されて,いつまでも離れたくない。したわしい。 「佐保山をおほに見しかど今見れば山-・しも風吹くなゆめ/万葉集 1333」
④心がひかれて手放したくない。かわいらしい。 「あさましきにあきれたるさま,いと-・しうをかしげなり/源氏 花宴」

引用:懐かしいとは – Weblio辞書

④に注目してほしい。
心がひかれて手放したくない。かわいらしい。と書かれている。

ここには「昔を思い出して」などと書かれていない。
「嬉しい」という言葉こそ使われていないが、「心が惹かれて」とか「かわいらしい」というポジティブなワードばかりが使われている。
(おそらくだが④番の解説は”懐く”という言葉に言い換えると分かりやすい)

「懐かしいと感じる時、本当に懐かしんでいるのか?」

本当に疑問だ。

僕は絶妙な景色や曇り空を見たり体感した時、「懐かしい」に非常によく似た感情が沸き起こる。

確かに、自分の好きなものと出会う都度、それをトリガーとして昔の「同じ経験」を思い出しているのかもしれない。

 

でもやっぱりなんか腑に落ちない

都会に来て“最高の夕暮れ”と出会い、懐かしいと感じた

僕が都会を好きな理由は「都会の夕暮れが好き」だからだ。

初めて自分の体で、“日常の中にある何気ない都会の夕暮れ”を体感した時、「ウットリ感」が沸き起こるのを感じた。

そして僕はそれを「懐かしい」のだと思っていた。

でも「都会での夕暮れ」は初めての体験だ。
思い出す為の記憶がない。

にも拘わらず「懐かしい」と感じるということは、もしかしたら都会の夕暮れを「夢」で見たのかもしれない。

夢で見た記憶の中には、「目が覚めた時には忘れているが、潜在意識には深く刷り込まれている場合」もある。
ある景色を見たり、何かを体験する度にその「夢」を思い出しているのであれば、もはや運命的な何かを感じる。

もしくは「懐かしい」という感情は、「嬉しい」という感情の中の枝分かれした感情のひとつで、「決して昔のことを思い出す時だけに感じるものではない」のかもしれない。
というか僕はそう考えている。

そうじゃないと、初めての体験で「懐かしい」と感じる説明がつかない

毎晩毎晩夕暮れを体感しているのに「懐かしい」と感じるのはおかしい。

また、僕は夕暮れが好きだが、それは「外で感じる夕暮れ」に限定される。
部屋の窓から眺める夕暮れには、もはや鬱になりそうな程の絶望的な何かを感じる。

このように「夕暮れ」という一つの事象に対して、希望も絶望も感じられる。
余談だが、僕にとって「夕暮れ」はとてつもない程に強力なパワーを持っているようだ。

懐かしい感じがする時、必ずしも「昔を思い出してる」わけじゃない:まとめ

 

「懐かしい」という感情は、「嬉しい」という感情の中の枝分かれした感情なのか、それとも「嬉しい」の最上級に当たるものなのか、分からない。

分からないが「懐かしい」という感覚が凄く好きだ。
とてつも無い幸福を感じる。

上海とかマンハッタンの夕暮れ写真を見るだけでも懐かしいと感じる。
セインツロウやGTA5でヘリから夜景を見下ろしてるだけでもそう感じる。

当記事は勢いに任せて書いてしまったが故に何の結論も出ず決め付けで終わってしまったが、こうやってブログに書き出したおかげで、次回から懐かしさに包まれた時に、無理に昔を思い出そうとせず思う存分「今」を楽しめる。




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日常のクッソどうでもいいことが、鬼のように幸せに感じられる性格をしています。

なので思い切って「人生は映画だ」というテーマでブログを始めました(厳密には途中でそういうテーマに切り替えました)。
些細な毎日がどれだけ素晴らしいかを、いわゆる「引き寄せ系アラフォーブロガー」等とは違う路線で伝えられたらと思ってます。

「内省」という資質に優れており、それを活かした映画系の記事が得意。
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【好きな食べ物】ネオソフト・きなこご飯
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