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【90点】マジックは科学「プレステージ」ネタバレ無し感想

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ぱっかん
執筆者:ヘタレブロガーのぱっかん(@pakkan316

ノーラン監督作「プレステージ」を鑑賞しました。(2回目)
かなり奥が深く、そして2006年に公開された作品ということで、考察記事は既に大量に出回っています。
だからネタバレ無し記事を書きます。

どうでもいいですが、「プレステージ」のスペルは「pre”stage”」では無く「pre”stige”」です。

「stige」の訳は「気分」で、「prestige」は「威信」という意味です。

「マジシャン = ステージに立つ存在」という点からstageを想起してしまいがちですが、実はそうじゃないようで、プレステージというタイトルには「尊厳」とか、そういった類の意味があるようです。

※当記事は
「プレステージ ネタバレ無し」
「プレステージ 感想」
などのワードで検索される方におすすめです。

作品情報

公開年2006年
原題The Prestige
上映時間130分
製作国アメリカ
監督クリストファー・ノーラン
脚本クリストファー・ノーラン、ジョナサン・ノーラン
ジャンル サスペンス
主要キャスト ヒュー・ジャックマン(ロバート・アンジャー
クリスチャン・ベール(アルフレッド・ボーデン
スカーレット・ヨハンソン(オリヴィア
マイケル・ケイン(カッター
パイパー・ペラーボ(ジュリア・マッカロー)
配信サイト・媒体 市販DVD
Netflix…他
※記事公開時の情報です

あらすじ

ライバル心を燃やすマジシャンふたりは、それぞれの秘密を暴こうと躍起になる。トリックはさらに危険にエスカレート。死をもはらむ事態に…。

引用:Netflix

【ネタバレ無し】感想

良い点:ノーラン監督 × マジック という無敵の組み合わせ

「クライマックスの盛り上げ方がめちゃくちゃ上手いノーラン」「マジック」の組み合わせはまさに「鬼に金棒」

特に本作は「プレステージ」という、マジックのフローの中で一番盛り上がる部分がタイトルとなっているだけあって、一番のクライマックスでは、見ている者にかなりの衝撃を与えます。

 

作中で解説されていたんですが、マジックには3つの段階があります。

①プレッジ(pledge):確認
「種も仕掛けもありません!そしてこの中に私が入り、瞬間移動してみせます!」

②ターン(turn):展開
(本当に消える)
でもここでは観客は驚かない。

③プレステージ(Prestige):偉業
全く別のとこから「いかがでしょうか!」とマジシャンが登場する。
観客はここに来て初めて喜ぶ。

「プレステージ」と呼ばれる部分が最も盛り上がるところであり、映画のクライマックスもこの「プレステージ」に例えられています。

本作よりも後の作品になるのですが、「インターステラー(2014)」や「インセプション(2010)」など、ノーラン監督作品は「クライマックスの盛り上がり」の衝撃度がめちゃくちゃ強い作品が多いです。

現時点での最新作である「ダンケルク(2017)」も、トリプティックと呼ばれる「3つの異なる時間軸を並行して描く」という手法で、終盤は非常に盛り上がるような作りとなっていました。

もちろん、クライマックスはどの映画監督も大事にする部分ではありますが、ノーラン監督は、非常に淡々としたテンションの作品でも、クライマックスでは大きな衝撃を与えに来ます

 

そんなノーラン監督が「マジック」という題材に手を出すのだから、面白くならないわけが無い。

良い点:脚本が最高過ぎないか?

一応原作小説があるようですが、本作は脚本が素晴らし過ぎる。
確かに、ところどころ無理やりな展開はあるようですが、それは後になって考察する段階で分かること。

鑑賞中はちゃんと映像とストーリーにくぎ付けになれる為、「脚本のあだ」は気になりません。

ノーラン監督は、「良く考えるとツッコみどころが多くてアホっぽい作品」でも、シリアスなまま、観客をグッと引きこませるのが本当に上手い

ノーラン監督こそ最高のエンターテイナーです。

良い点:音楽が素晴らしい

大袈裟で派手な音楽では無いものの、作品にもフィットしており、尚且つ耳に残る素晴らしいサントラだったと思います。

 

ノーラン監督の作品と聞くと、無意識で「音楽担当は”ハンス・ジマー”だろうな」と考えてしまいます。
実際に、ダンケルク、インターステラー、インセプション、ダークナイトシリーズではハンス・ジマーが音楽担当だったので、ジマーとノーランの組み合わせは多いです。

そして本作の、ちょっと神秘的で、オーケストラをメインとしつつ、「マン・オブ・スティール」のように、シンプルかつ耳に残るメロディーは、ハンス・ジマー的な雰囲気を感じました。

では実際は「デヴィッド・ジュリアン」という作曲家が担当しておりました。
ジマーは超大作の映画ばかり手掛けている超有名な作曲家なので、担当してる作品数も多いですが、それに比べると、デヴィッド・ジュリアン氏はまだ担当作が少ないようです。

評価・まとめ

ネタバレ考察をじっくり読みたい方は、以下の記事がおすすめです。

参考:【ネタバレ注意】映画『プレステージ』の伏線解説と考察。 | 裏旋の超絶☆塩レビュー

上記の記事内では、プレステージに関する疑問点、伏線が全て分かりやすく解説されています。

 

とりあえず、今回は二回目の鑑賞でしたが、複雑な内容が故に二回目の方が楽しめますね。間違いなく。



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「臆病なのに幸福度で言えばたぶん福岡でTOP3に入る」と自負してます。また、病みやすいのを良いことにあんまり頑張らずに生きてます。
幸せ。

「内省」という資質に優れており、それを活かした映画系の記事が得意。
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